2022/06/14

目次
XAMPPでEC-CUBE4を利用する方法
EC-CUBE4のダウンロード
ダウンロードする
EC-CUBE4をこちらのサイトからダウンロードします。
ダウンロードの際、無料での新規ユーザー登録が必要なので注意が必要です。GitHubのサイト(こちら)から落とすという手もあります。
XAMPPのダウンロード
ダウンロードする
EC-CUBE4のシステム要件を見ると、PHPのバージョンが7.1~7.4となっているので、それに合ったXAMPPをダウンロードします。
インストールする
ダウンロードしたファイルを起動し、デフォルトの「C:\xampp」にインストールを行います。
「次へ」を押していき、最後にFinishを押したらインストール完了です。
EC-CUBE4のインストール
インストールする
ダウンロードしたZipファイルを解凍します。解凍したフォルダを、「C:\xampp」の下に入れます。「C:\xampp\ec-cube」のような形となります。ショップのURL名は、「http://localhost/ec-cube」とします。
XAMPPの起動
ApacheとMySQLを立ち上げる
XAMPP Control Panelを起動し、ApacheとMySQLを立ち上げます。

お使いのブラウザのアドレスバーに、http://localhost/phpmyadmin/を入力するか、または、XAMPPのMySQLのAdminを押して、PHPMyAdminを開きます。

ECサイト用のデータベースを作成する
データベースをクリックし、今回は、データベース名「eccube_local」、照合順序「utf8mb4_unicode_ci」として作成を行います。

さて、これでEC-CUBE4を正式にインストールする準備が整いました。
EC-CUBE4のインストールその弐
php.iniを変更する
「C:\xampp\php\php.ini」をテキストツールで開き、「;extension=intl」で検索を行います。次に、この一文から「;(セミコロン)」を削除し、上書き保存を行います。
EC-CUBE4にアクセスしてみる
「http://localhost/ec-cube/」にアクセスして、EC-CUBE4にアクセスしてみましょう。
するとこんな一文が現れませんか?
「 [推奨] wincache拡張モジュールが有効になっていません。」
これについては、
こちらのサイトを参考に、「php_wincache.dll」を取得して、「php_wincache.dll」を「C:\xampp\php\ext」の下に移動し、php.ini ファイルの最後に extension = php_wincache.dll という行を追加してみましたが、解決には至りませんでした。
調べたところ、この文言が出てもスルーしても構わないというような回答がありましたので、スルーすることにします。
EC-CUBE4のインストール
①ようこそ
インストール画面で「次へ進む」をクリックします。
②権限チェック
「次へ進む」をクリックします。
③サイトの設定
「あなたの店名」・・・店の名前を設定します。
「メールアドレス」・・・ここで指定したアドレス宛に注文通知メールなどが届くようになります。
「管理画面ログインID」・・・4~50文字の間で、他人に推測されないようなIDを設定します。しかし、今回はローカルでの作業になるので「admin」とします。
「管理画面パスワード」・・・8~32文字の間で、他人やロボットに推測されないような、大文字小文字数字などを織り交ぜたパスワードを設定します。しかし、今回はローカルでの作業になるので同じく「password」とします。
「管理画面のディレクトリ名」・・・4~50文字の間で、他人に推測されないような名前を設定します。しかし、今回はローカルでの作業になるので「dashboard」とします。
「サイトへのアクセスを、SSL(https)経由に制限します」のチェック項目は、ローカル環境ではチェックしないでください。
「管理画面へのアクセスを、以下のIPに制限します」も、ローカル環境では特に指定しなくても構いません。
「メールの設定」・・・ローカル環境では設定しなくて問題ありません。
④データベースの設定
「データベースの種類」・・・今回はMySQLを指定します。
「データベースのホスト名」・・・localhostになります。
「データベースのポート番号」・・・設定しなくても大丈夫です。
「データベース名」・・・今回は上で作成したデータベース名「eccube_local」を設定します。
「ユーザー名」・・・なんでも良いのですが、rootとします。
「パスワード」・・・ローカル環境なので、空欄とします。
⑤データベースの初期化
データベースに初期データを設定するので、「次へ進む」を押します。
⑥インストール完了
ECサイトの設定がすべて完了しました。
管理画面の使い方はこちらです。とりあえず、管理画面に入れるかを試してみてください。万が一、IDやパスワードが間違っていた場合は、インストールしたディレクトリの「.env」を削除し、データベースを初期化してやり直しを試みてください。

長々と、最後までお読みいただきありがとうございました。

